あらすじ

合田雄一郎、痛恨の未解決事件

12年前、クリスマスの早朝。
東京郊外の野川公園で写生中の元中学美術教師が殺害された。
犯人はいまだ逮捕されず、当時の捜査責任者合田の胸に後悔と未練がくすぶり続ける。
「俺は一体どこで、何を見落としたのか」
そこへ思いも寄らない新証言が――池袋の殺人事件で逮捕された男によると、
自分が殺害した女性が野川公園の未解決事件に関連する物を所持していたと言うのだ。
合田の脳裏に、一人の少女の姿が浮かび上がる――。